僕らのあの空

夢を笑われた若者が、夢を語る勇気を出すための思考方



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 私には高校生の時からずっと叶えたいと思っている夢があります。

 

夢ができた時には嬉しくて、毎日がキラキラしていて。

まわりの友人に夢を語り、常に希望に満ちていて、未来の自分の姿に胸を躍らせていました。

 

しかし、夢を語れば、時には人に呆れられ、否定され、笑われることもありました。

自分の語る夢に対して否定的な反応をされると悔しくて悔しくて、泣いて、それでも簡単に諦められなくて苦しんでいました。

 

そのうち傷つくことに疲れた私は、いつの間にか夢を語ることをやめて、周りの人の顔色を窺い、適当なところで合わせてへらへらと生きるようになりました。

いつだって心の中でギラギラと燃えていた夢も、語られることがなくなって、いつのまにか小さくなり、心の奥の方に押しやられていきました。

 

 今でも、まわりの人々の心ない言葉で傷ついて、夢を堂々と語れなくなってしまった人を見ると悲しくなります。

 

まわりの反応なんて気にしないで、胸を張って夢を語ってほしい。

そのために、夢を語る勇気を出すための思考方を今回の記事で伝えていきたいと思います。

 

 

youtuber、DJ社長の【好きなことで生きていく】動画

 

 DJ社長は【好きなことで生きていく】という動画の中で、人からバカにされても、自身の夢を語り続けることについて話しています。

 

 「夢を語った時、コイツにはできないと思われてるから笑われるんよ。でも、できないからやりたいんよね。将来やりたいことに対して、今できるかできないかスゴい関係ないわけよ。

 

人間はできないことができるようになっていく生き物や。それなのに、そこそこいい年になり始めたら「これが私のできることです」「私ってこんくらいの人間です」って決めつけてしまう年頃が来るんよ。

 

"今"できないが"私"できないに変わってくるんよ。

 

最初からあきらめたら何も変わらんわけよ。できることかやらないと分からんのにやる前からできるかな?できないかな?って考えても仕方がないやん

だからシンプルに、何がやりたいかなんよね

やりたいことやん!やりたいことやん、やりたいならやったほうがいいやんね」

 

この動画を見て、私は夢を笑われることは当たり前なんだと思えるようになり、気持ちが楽になりました。

 

夢はできないからやりたい。でも、できないことをやりたいと言うから笑われる。

それはもう仕方ない、夢なんて笑われるくらいが丁度いいんだと自分に言い聞かせています。

 

現実自己と理想自己

 さて、DJ社長も述べていた、「私ってこんくらいの人間ですって決めつけてしまう年頃がくる」というセリフですが、「現実自己」と「理想自己」という考えがよくあてはまるなあと思いました。

※(追記)ロジャースの自己一致理論が、世間で分かりやすいように解釈された(歪曲された)考えかた。 


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現実自己とは、現実の自分についての客観的な自己像。

理想自己とは、こうありたい、という自己像です。

 

現実自己と理想自己が適度にかさなるような自己像が、健康なパーソナリティとされています。

だからといって、完全に一致してしまうと「今の自分が理想の姿」と解釈されてしまいます。そうなると自己愛傾向が強すぎて、成長がありません。

 

逆に、完全に分離してしまうと現実と理想の世界が分離してしまいます。現実と理想の自分の区別がつかず、心理的に問題がある状態になってしまいます。

 

つまり、現実と理想が適度に一致し、適度に離れている状態が普通であり、だからこそ人は理想に近づこうと努力するのです。

 

現実と理想のギャップにもがき苦しむのはとても辛いことではありますが、 苦しいのが普通であり、苦しさから逃げてしまえば何者にもなれません。

 

現実の自分と理想の自分。そのふたつを認めてあげることがまずは必要なのではないでしょうか。

 

ビジネスモデル症候群

 もうひとつ、夢を笑われた時に知っておいてほしい言葉がビジネスモデル症候群です。

 

かんたんに説明すると、事業を始める際に、ビジネスモデルを考えれば考えるほどバイアスにかかってしまい、それに伴ったさまざまな弊害によって高い確率で起業は失敗に陥りやすいということです。

 

有名なビジネスモデルである「ジレットの替え刃モデル」も最初は全く違うことから始めました。

※本来は売り切りで完結してしまう「ひげそり」という商品を、「替え刃」という永続的に売り上げを上げ続けることが優良ビジネスモデルとして知られている

 

やり続けているうちに気づきがあり、修正や検証を繰り返していまの形が生まれたのです。

 

つまり、やったこともないのに最初から完璧な夢を語る必要はないのです。

必要なのは最高の夢を頭の中で考えぬくことよりも、まずは少しでも夢に向かって歩き出してみること。

そこで「あ、なんか違うな」と思ったら途中で軌道修正してもいいし、方向転換してもいいのです。初めから自分のやりたいことが100%分かっているわけないから。

 

夢を笑われても

 夢は笑われて当然のこと。それでも、夢を語り続けていれば「お前ならいつかやりそうだな」「がんばってね」って自分の人柄を買ってくれて応援してくれる人は必ずいるはずです。

 

どれだけ夢を笑われたとしても、そこで折れてしまうということは、自分を信頼してくれて、真剣に応援し続けてくれる人に対して裏切ることにもなります。

 

どれだけ笑われたとしても、いつだって笑われるくらいの大きな夢を語り続けましょう。