僕らのあの空

恋と恋愛ごっこの違いを知ることで「恋に恋する自分」から脱却できる

おはようございます!心理学部生の寺っちです!

 

以前、世界的ベストセラーのエーリヒ・フロム「愛するということ」を読んだ感想として「恋」と「愛」の違いを解釈した記事を書きました。

 

 

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結論から言うと「愛」は意志に基づいた行為、「恋」は強い感情だと説明しました。 

 

しかし、その二つだけでは男女関係は説明できない気がして、今回は前回の続編として「恋」と「恋愛ごっこ」それぞれの違いを考察していきたいと思います。


 

 

「恋」と「恋愛ごっこ」を間違えるとややこしくなる

恋は両想いと片思いに分けられます。

でも片思いも両思いも、どちらも「恋」であって、強い感情を必要とします。

 

強い感情というのは、例えば好きな人の為なら会えるはずもないのに、帰り道を遠回りして帰ってみたりするとか、非合理的でバカになっちゃうようなそういうやつ。

 

自分で「バカなことしてんな〜〜!」とか思ってても、どうしてもバカしちゃうのが恋。その強い感情は苦しくもあり、サイコーに楽しくもありますよね。

 

一方、「恋愛ごっこ」とは本当に恋してるわけではないんでけれども、寂しさを埋めるために異性とキャッキャして楽しむ遊びです。

 

両想いだろうが片思いだろうが、恋するのって難しいものです。そこまで感情が揺さぶられてバカになるような恋ってそう簡単には落ちてないから。 

 

なので、いい感じの人ができた時、すぐに「これは恋だ!」と考えてしまう人は「恋愛ごっこ」を「恋」だと勘違いしている可能性があります。

 

よく周りから恋愛体質って言われる人や、恋してないと不安になったり、人生楽しくないように思えたりする人は要注意。

 

恋してることで充実してるように見えるだけで、「恋することで、何かに打ち込んでる風に感じられる自分」に救われているだけなのです。 むりやり恋しようとしても苦しくなるだけ。

 

恋愛ごっこは恋愛ごっこにとどめておく

なんか寂しいなとか人肌恋しいなとか思ったときは盛大に遊んだらいいと思うんですよ。クラブ行くなりマッチングアプリ使うなりナンパするなり。

 

でもそこで、「この子といるの楽しい!好きかも!」って勘違いしてしまうと、自分の偽りの感情に振り回されてしまう。「恋に恋してる」って状態がこれだと思います。恋愛ごっこを無理やり恋にしちゃうってこと。

 

もちろん遊んでる中で「この子マジでめちゃくちゃいい感じ!」って人に出会うかもしれないけど、そこで一歩引いてみて「本当に自分の心の底から理屈抜きで、純粋に強く恋してる」と思うのか、「自分の寂しさを紛らわせるために、わざと恋に恋しようとしているのか」を見極めるの大事。

 

恋に縛られた生き方をしないために

さて、心理学では防衛機制という概念があります。これは自分の心が何らかの脅威にさらされたとき、何とかして心を守ろうとする働きの事。

 

例えばイライラした時に物にあたる(攻撃化)、イライラした時に敬語になったり逆に優しくなる(反動形成)、届かないブドウを、きっと酸っぱいからいらないと諦める(合理化)などがあります。

 

恋に恋してる状態というのは、きちんとした恋ができずに寂しがっている心に対して、無理やり恋することで心の埋め合わせをしている状態だと考えられます。

 

そうするのではなく、寂しいエネルギーを他の活動に注ぐ(昇華)など、恋以外の方法で埋め合わせをしないといつまでたっても恋に縛られた生き方になってしまいます。

 

いつまでも過去の恋に囚われるのはやめて、新しい恋を探しに行きましょう!!

おわり!